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花札こいこいレギュレーション 環境考察

 最近Switch版のアソビ大全が発売され、ぼくの大好きな花札が気軽にオンライン対戦できるようになって嬉しくなってキャスをしていたところ、『ルールがわからんチンポ』とコメントされて悲しくなってしまったので、今日は花札のことを書こうと思う。

 

花札とは

 12の月それぞれに対応した4枚の札を合わせて用いるカードゲーム。札を集めて役を作り、相手との駆け引きと†トップぢから†を試される、とても風流なゲーム。

 

・遊び方

  親と子に手札8枚、場に8枚の札を表に置き、手札と場に同月の札があれば合い札として取ることができる。ない場合は手札から1枚場に出す。その後、山札を1枚めくり、場に同月の札があれば追加で札を取ることができる。親→子→親とこれを繰り返し、手札が無くなる前に役を完成させ、その役に応じた点数を獲得する。3、6、12ヶ月の対戦数が主。

  役を完成させたあとでも、追加で大きな役が作れそうなときはこいこいを宣言してゲームを続けることができる。7点以上の点数は倍になるので、どう7点を取るかを考えるのが深い。こいこいを宣言して相手に上がられると相手の点数が倍になるので多少相手との駆け引きが生じる。

 

・プレイングの基本

 先行・後攻

  当然先行有利。親番を取り続けて先行ゲーに持ち込んだほうがつよい。

 どの札から取るか

  基本的に点数が高い札から取るが、自分の手札と相談して狙う役の札を取ったり、相手の取り札を見て役を作られないように盤面から除去する動きも強い。

 

 ・役

  光札の役

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  ・五光(10点):光札を5枚すべて揃える

  ・四光(8点):柳以外の光札を4枚揃える

  ・雨入り四光(7点):柳を含んだ光札を4枚揃える

  ・三光(5点):柳以外の光札を3枚揃える

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  ・花見で一杯/月見で一杯(5点):桜と幕/芒と月 と 菊と盃 を2枚揃える

 

 ・タネ札の役

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  ・猪鹿蝶(5点):萩と猪、紅葉と鹿、牡丹と蝶の3枚を揃える。他のタネ札1枚につき1点追加

  ・タネ(1点):タネ札を5枚揃える。6枚目以降は1枚につき1点追加

 

 ・短冊札の役

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  ・赤短(5点):松、梅、桜の短冊を揃える。他の短冊札1枚につき1点追加

  ・青短(5点):牡丹、菊、紅葉の短冊を揃える。他の短冊札1枚につき1点追加

  ・タン(1点):短冊札を5枚揃える。6枚目以降は1枚につき1点追加

 

 ・カス札の役

  ・カス(1点):カス札を10枚揃える。11枚目以降は1枚につき1点追加

 

 

・環境デッキ

 tier1

  ・アグロ三光

    3枚で5点、こいこいで四光、一杯、赤短とつなげて点数を伸ばしやすい。個人的には三光を狙えるときは柳の光札はあまり取りたくないが、雨四こいこい一杯あたりを狙えるなら先にとってもいいかもしれない。

  ・アグロ一杯

    2枚で役が成立するため、先1で勝負がつくこともある真のアグロデッキ。桜と幕 と 芒と月 を取っておいてあとから 菊と盃 を取る動きで20点取れるのが綺麗。

 

 tier2

  ・猪鹿蝶、赤短、青短

    三光と同じく3枚で5点ではあるものの、3枚中3枚を揃えなければいけないのが難点。猪鹿蝶と青短は同時に揃えやすいため、同時に集めることで相手に圧力をかけることができる。猪鹿蝶とタネ、赤短、青短とタンの成立で16点取れるので狙い得。

 

 tier3

  ・タネ、タン、カス

    相手の強い役を流すことができるので時々偉い。

 

まとめ

 はてなブログさん編集しづらくて泣いちゃった…

 菊と盃が環境カードすぎる。個人的に一杯は麻雀でいうところのドラ扱いするローカルルールがすき。

 みんなもアソビ大全を買ってぼくと花札のフレ戦をしよう!!かかってこい!!!!!!

 花札はまた時々キャスするかも